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2007年7月14日 (土)

大銀座落語祭2007 (2)

2007/7/13 金 第一部 仁智・小春團治 新作二人会、
              第二部 この人この噺、  博品館劇場

第一部

桂春菜       「ぜんざい公社」
桂小春團治    「アルカトラズ病院」
笑福亭仁智    「源太と兄貴」
中入り

第二部
柳家三三     「五目講釈」
林家染二     「天神山」
笑福亭鶴二    「稽古屋」
立川談春     「小猿七之助」

春菜、「ぜんざい公社」。初見。開口一番として無難な出来。欲をいえば「ぜんざい公社」のような古典化した新作ではなく、自作の新作をかけて欲しかった。

小春團治、「アルカトラズ病院」。入院した患者を閉じこめて外へ出さない悪徳病院に入院してしまった男の噺。このネタを聴くのは2回目。あいかわらず、面白い。

仁智、「源太と兄貴」。初見。マクラは野球解説者の話。ネタはしのぎである高利貸しがうまくゆかず貧乏なやくざの源太とアニキが金もうけをたくらみ、伝書バト、徳川埋蔵金探し、競馬等に手を出しては失敗する噺。最後はマジメに甲子園のアルプススタンドでアイスクリーム売りをしようとするが「氷菓子(高利貸し)はもうからん」と落とす。爆笑につぐ爆笑。仁智を見ることができたのが今日の収穫。

三三、「五目講釈」。ネタは導入部は「湯屋番」そっくりな「五目講釈」。働けと言われた居候の若旦那は、講釈師になると言いだし、長屋の人々を集めて講釈をやるという噺。

染二、「天神山」。ぼくの好きな上方噺。とくに後段の主人公である「胴乱の安兵衛」まのやさしいキャラが好きである。染二はいつも通りのハイテンションで。

鶴二、「稽古屋」。初見。マクラで枝雀が「猫の忠信」のCDのマクラでやっていたいたのと同じ稽古屋の師匠の生徒の褒め方(声、節回し)の紹介をやっていた。ネタの稽古屋の師匠の雰囲気はよくでていた。

談春、「小猿七之助」。出てきて座るときなぜかペロッと舌を出していた。惚れ惚れするような心地良いリズムに噺をのせて、観客を物語の世界に魅きこんでゆく。最後の方で唐突に、「ここからが面白くなるが」と講釈の終わり方をして、地に戻り、そのあと芝居の口調でひとくさり。最後の方がよくわからなかったが、談春の凄い技術は堪能できた。

本日の一番は、談春。

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